ビストロ履歴 ローストチキンに挑戦。焼けました!

ビストロ履歴
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自宅で鶏を丸ごと一羽使ったローストチキンを焼く。

まさかそんなことができる日が来るとは思っていませんでした。

ビストロのレシピでこれを見つけたときは、ちょっと震えました。

買うとけっこうなお値段のするローストチキンがリーズナブルに自宅で焼けるのですよ。

クリスマスでもなんでもないですが、時は来た!

丸鶏ローストチキン、やるしかないです。

今回の料理は一部刺激の強い写真が含まれます。心臓の弱い方は閲覧しない方がよいかもしれません。ご注意ください。
材料
若鶏(常温に戻す)・・・・1羽
塩・・・・・・・・・・小さじ2
コショウ・・・・・・・・少々
バター・・・・・・・・・25g
野菜(ニンジン、たまねぎ、セロリ)・・・各100g(計300g)
タコ糸、竹串(鶏固定用)

ローストチキンの作り方

①オーブンを予熱しておく

予熱時間は約14分。庫内の温度を250℃に高めておきます。

②鶏の準備

若鶏一羽をスーパーで買ってきました。幸運なことに、半額で買いました。

丸鶏なんて近所のスーパーに売ってないよ!という方に、朗報です。Amazonで買えるのですね。びっくりしました。

冷蔵庫に入れてあった鶏を室温になじませておきます。冷え切った鶏のまま焼くと、中が生焼けになってしまうこともあるようなので要注意です。

鶏の表面と内蔵側に塩とコショウをよくすり込んで、しばらく置いておきます。

内臓にも塩とコショウを・・。

こちらが胸側です。

その後、鶏の胸側を上にして形を整え、手羽を背中側に曲げ、両足は胴に付けて竹串・タコ糸を使って固定します。

手羽は竹串を刺して固定。

両足は紐で固定します。

この工程、正直なところ心臓の弱い方にはオススメできません。

日頃、焼きあがった鶏しか見ていないとなかなか衝撃的なシーンになります。

でも、他の生き物の肉(命)をいただくということを少し実感するかもしれませんね。

➂鶏の表面にバターを塗る

鶏の胸を上にして角皿にのせ、鶏の表面全体に溶かしたバターを塗ります。

(バターは耐熱容器に入れて500Wで30秒加熱で溶けます)

鶏のまわりに大きめの乱切りにした野菜300gを置いておきます。

どうやら野菜の重さによって鶏の焼け具合が変わるようで、「重量は守ってください」と、注意書きまでありました。

そこまで言われると気になるので、きちんと計量しておくことにしましたよ。

この野菜、いっしょに食べるためのものだと思っていましたが、鶏の脂を受け止めるための野菜で食べることはできないようです。

いったいどうなってしまうのだろうか。

④焼くべし!

予熱で熱くなった庫内に角皿に乗った鶏を入れます。

最終セッティングです。胸の方を上にして、ですよ!

加熱時間は約55分~1時間15分。温度は230℃に設定です。

さて、どうなることやら!

⑤上手に焼けました!

ビストロから肉が焼ける美味しそうな音がかすかに聞こえます。

今回は1時間10分焼きました。皮がパリッとキレイに焼けましたよ!

焦げることもなくて一安心です。

周りの野菜たちは丸焦げになってしまい、確かに「食べることはできません」という説明書きに偽りはありませんでした。

ごめんよ、野菜たち・・。

自宅で焼いたローストチキン、食べてみた!

何かのお祝いでもないのに、食卓にローストチキンが鎮座すると、なんだか気分が高まりますね。

まず、日ごろ食べ慣れていないので食べ方がよくわからないことに気づきました。

よくわからないままに、ナイフで鶏をバラバラにしながらいただくことに。

なんだか北京ダックを食べているような気分になってきましたよ。

皮はパリッと焼けて肉もしっかり火が通っていて美味しくいただきました。

やっぱり焼きたてがいいですね。

やはり焼きたては皮がパリッと肉もジューシーなのですが、翌日になるとそうはいきませんね・・。

皮はしんなり。肉もちょっとパサつきが・・。

出来れば食べ切ってしまうことをオススメします。

しかし、さすがに二人で一羽丸ごとを食べることもできなかったので、残り半分は翌日いただくことに。

では、残った鶏はどうすれば・・・

残った鶏はスープにしてしまうのが良いと思います。

うちでは、玉ねぎとブイヨンで玉ねぎスープを作り、そこへ残った鶏を入れて煮込んでみました。

鶏の身はホロホロと煮崩れて、ガラ(骨)から旨味スープが溶け出してものすごく美味しかったですよ!

まとめ 自宅でのローストチキンについて

まさか自宅でローストチキンが焼ける日が来るとは思いませんでした。

実は調理らしい調理をしていないにも関わらず、なんだかよくわからない達成感が・・。

ちょっとした夢(大げさですね)が叶ったような気持ちになれました。

ありがとう、ビストロ。

ところで、ローストチキン(一羽)をお店で買おうとすると、高いものなのですね。

しかもクリスマスなどは人気が集中して値段も跳ね上がったり。

もしご自宅の近くに丸鶏を販売しているスーパーや精肉店があれば、鶏を入手してぜひローストチキンを焼いてみてください。

買ってくるよりも安く、しかも焼きたてのパリパリをいただくことができますよ!

今回は基本に忠実に、塩とコショウで味付けしましたがスパイスを使っても美味しそうですね!

また焼いてみよと思います。

使った道具たちはこちら

おまけ パナソニックさんへ

今回、ローストチキンが上手に焼けてとてもうれしかったのですが、一点残念なことが。

鶏の脂の飛び散りを受け止める野菜が食べられなくなってしまうのをどうにかできれば、とてもありがたいです。

パナソニックの方がこのブログを読むことはなかなかないかと思いますが・・。