ビストロ履歴 南仏の料理「ラタトゥイユ」が自宅で作れました。夏野菜がいっぱい食べれます。

ビストロ履歴
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ラタトゥイユ。なんともエレガントな響きの料理です。

小さい「ウ」が入っているだけで、ちょっと難しい、めんどくさい料理なのではないかと身構えていました。

ところが、ビストロのレシピを見てみると至ってカンタンにできてしまうではありませんか!

自宅に居ながらにして、南フランスはニースの郷土料理が食べられるなんて。作るしかありません。

材料(4人分)
なす・・・・・・・・140g(1本~2本)
パプリカ・・・・・・160g(1個)
ズッキーニ・・・・・150g(半分~)
※野菜は合計重量で500gまでで調整
ニンニク・・・・・・1片
トマトの水煮(缶詰)・・・100g
オリーブオイル・・・・・・大さじ2杯塩・コショウ(適量)
材料は家にあるものや、無くても近所のスーパーで購入できるものばかりです。
うちではパプリカとズッキーニは常備野菜ではないので買ってきました。
ちなみにパプリカ1個で200円くらいでしたが、実はすごい野菜だと分かりました。
記事の中の豆知識に書いておきました。合わせて参考にしてください。

パナソニックビストロ ラタトゥイユの作り方

①野菜の重量を計測

野菜の重さはバラバラなので、神経質になることはありません。

が、だいたいこれくらいの重量があるのだなと、わかると面白いです。

ズッキーニは約半分で150gです。立派ですね。

ナスは中型サイズ1個で160g。(ヘタの部分を取り除いて)

パプリカはヘタ付きで1個が180g。肉厚です。さすが高級食材!

デジタルスケールがあると何かと便利です。

②野菜たちを水洗いし、カット

さっと水洗いしてから、野菜をカットしていきます。

ざっくり2cm角くらいにカットするのが目安ですが、これまたざっくりで大丈夫です。

ズッキーニ

ナス

ナスだけ薄い塩水につけてアク抜きをしておきます。気にならなければ端折ってもOK

パプリカ。種もワタの部分も丸ごと入れてしまいます。ヘタも食べられます。

豆知識 パプリカについて・・・

今まであまり購入しなかったパプリカ。高級野菜ですもの。

あまりなじみのなかったパプリカについて少し調べてみました。

結論。パプリカは只者ではありません。料理の彩(いろどり)が主な役割化と思っていました。ごめんなさい。

栄養素がスゴイです。

今回使った「赤色パプリカ」は、カプサイシンが入っており(辛くない)、血行促進、新陳代謝活性化、免疫力アップが期待できるそうです。

さらに、ビタミンC、E、βカロテンも豊富。ピーマンを上回ります。

そして、種やワタにはカリウムとピラジンという成分が豊富に含まれているそうです。

カリウムは体内の余分な塩分を排出する効果。

ピラジンは血液をサラサラにすることで、血栓予防の効果があるとか。

パプリカ、これからは時々食事に取り入れていこうと思います。

ニンニクは薄くスライス。

➂材料を耐熱容器にすべて入れる

トマトの水煮はコストコで買っておいたものです。ストックしておくと便利ですよ。

オリーブオイルも入れます。

全ての材料を入れて、ざっくり混ぜます。

うちは陶器の耐熱容器で代用していますが、特に不具合は無いようです。(推奨は耐熱ガラスボウル 25cmです)

ラップを緩めに掛ける。

④調理開始

ビストロのオートメニュー 36番を選択し、調理スタート。

約7~8分で調理完了。野菜がしんなりしています。

軽く全体をかき混ぜて、塩・コショウで味を調えます。

コショウはブラックペッパーをペッパーミルで挽くのがオススメ!

料理の味が素人でも劇的に変えられる要素があると気づきました。

その中の1つが、頻繁に使うコショウです。

ホールのブラックペッパーをペッパーミルで挽いて振りかけるだけで本当に香りと風味が劇的に変わります。

ペッパーミルは安い買い物ではありませんが、一度手に入れてしまえはまず壊れることはありません。

ほぼ一生ものだと思います。是非使ってみてください。

うちのペッパーミル。もう20年近く使っていますが現役です。サイズは12cm。手軽でいいですよ。

ビストロで作ったラタトゥイユを食べてみた

ひとまず温かい状態で食べてみました。

期待以上の美味しさにびっくりです。

味付けは塩・コショウのみ。野菜の旨味がしっかりと広がります。

ナス、パプリカ、ズッキーニ。夏を満喫している気分です。

とくにパプリカの瑞々しい甘さは感動ものでした。

ニンニクとオリーブオイル、ブラックペッパーの風味のおかげで食欲の刺激がスゴイ。

ラタトゥイユ 冷やして食べてもすごく美味しい。夏バテ対策に!

危うくすべて食べ切ってしまいそうになりましたが、少し残して冷やしてみることにしました。

南フランスでは冷製野菜として食べることもあるそうです。

冷やして食べてみると、出来立ての時とまた風味が変わり、これまた美味です。

オリーブオイルが良くなじみ、しっとり、トロっとした食感。とても爽やか。

タッパーは「SNAPWARE」(スナップウェアー)です。今どき珍しいMADE IN USA 。

コストコで買ってきました。すごく便利でオススメです。

まとめ ビストロで作る「ラタトゥイユ」のオススメポイント

  • フランス料理だからと言って難しいことは一切ありません。とてもカンタン!気分は南仏!
  • 栄養価が超優秀な野菜、パプリカを美味しくいただくことができます!
  • 味付けは塩・コショウ。不要な添加物を入れないので安心。
  • いろどりが鮮やか。ちょっとしたおもてなし料理に活躍。
  • 冷やしても美味しい。作り置きにも!
  • お弁当のおかずにもOK。(ニンニクの香りはします)

南フランスの郷土料理、ラタトゥイユがビストロのおかげでとても身近なものに感じることが出来ました。

ラタトゥイユに入れるために買ったパプリカがとてもスゴイ野菜だということも分かったことも大きな収穫です。

パナソニックビストロをお持ちで、ラタトゥイユをまだ作っていない方は是非つくってみてください。

ビストロを買おうかどうか迷っている方の何か参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。