寒い時期になると食べたくなるのがニシン漬け。
北海道の郷土料理で、ご飯が止まらなくなる逸品です。お酒のおつまみにもピッタリ。
実は北海道で暮らすまで、その存在すらしらなかったのですけどね。
何回かお店でニシン漬けを買って美味しくいただいていたのですが、北海道民の友達いわく、ニシン漬けは家で漬けるもんだべさ、と。
え?自分でも作ることができるの?
と、いうことでニシン漬けを自宅で作ってみました。
材料さえ揃えばとっても簡単で、しかもすごく美味しく漬けることができますのでご紹介します!
ニシン漬けには「身欠きニシン」! ふるさと納税を活用できます!
ニシン漬けを自宅で作るためのハードルは、材料のみといっても過言ではありません。
身欠きニシン・・・400g
キャベツ・・・・・1600g(ひと玉ぐらい)
ダイコン・・・・・900g(1本)
ニンジン・・・・・300g(1本)
ショウガ・・・・・60g
唐辛子・・・・・・適量お好みで
塩・・・・・・・・100g(※上記材料の総重量に対して約3%)
砂糖・・・・・・・100g(塩と同じ量)
乾燥麹(こうじ)・・・100g(塩と同じ量)
漬物用樽・・・・・・15型がオススメ
漬物石(重り)・・・漬物用重りは積み重ねられて便利。大きくて重い石を拾ってきてもOK。ペットボトルに水を入れるのもあり。
ポリ袋・・・・・・・透明の45リットルサイズ2枚
材料の中でも、一般的なスーパーで入手しにくいのが「身欠きニシン」です。
「ミガキニシン」と読むのですが、要はニシンの干物です。
これさえ手に入れば、ニシン漬けはもうできたも同然。
身欠きニシンはふるさと納税で手に入れるのがオススメ!
さて、身欠きニシンの入手方法ですが、ふるさと納税の返礼品がオススメです。
というのも、ニシン漬けの味を大きく左右する「身欠きニシン」。
「身欠きニシン」の中でも脂身が少ない「上干」というグレードのものを手に入れたいところです。
「上干身欠きニシン」を確実に手に入れることができる方法、それがふるさと納税返礼品なのです。
北海道内(札幌市内)のスーパーで取り扱っている「身欠きニシン」の多くはアメリカ産やロシア産。
個人的には乾燥が甘く、ちょっと脂身が多いように感じます。
やっぱりカリッカリに干された本場・北海道産を用意しましょう。
ニシン漬けの作り方
ニシン漬けは各地方、各家庭で漬け方が異なります。私の作った方法のご紹介ですのでアレンジしてもOKですよ。
①身欠きニシンを水で戻します
身欠きニシンを軽く水で洗った後、大きめの容器に水を張って一晩水につけておきます。
米のとぎ汁に漬けると発酵が促進されてよいですよ。
長めのタッパーを使うと便利です。
②材料の重量測定
キャベツ、ダイコン、ニンジン、ショウガの重量を測定します。
ニシン(水で戻す前の重量)と野菜の重量の合計を算出。
今回の場合だと、約3200gとなります。
➂砂糖・塩・麹の量を決定。総重量の約3%です。
②で確定した総重量3200gの約3%が砂糖・塩・乾燥麹の量となります。
今回は少し調整して97g~100gで調合しました。
一つのボウルに入れて混ぜておくと漬ける時に便利です。
塩は粗塩と岩塩をブレンドしてみました。(もちろん粗塩だけでもOK!)
砂糖はふるさと納税の返礼品で沢山いただいた「島ザラメ」を活用。
岩塩もふるさと納税返礼品にあります。
島ザラメは本当に使い道が多くて重宝します。
麹はスーパーで売っていると思いますが、手に入らない場合はネットでも売っていますね。
④材料を切る
切り方もお好みで。あまり大きな塊のままだと漬かるのに時間がかかるのと食べにくいので、細かく切った方がよいかな?程度です。
キャベツ・・・・・水洗いした後、ざく切り。芯の固い所は薄くスライスしておきます。
ダイコン・・・・・厚み3センチくらいに輪切りにして皮をむきます。その後、厚み1センチくらいのいちょう切りに。
ニンジン・・・・・ちょっと大きめの千切りに。皮は剥かずにそのまま切りました。
ショウガ・・・・・ニンジンよりも細めの千切りに。こちらは皮をむきました。
身欠きニシン・・・水気を拭き取って幅1センチくらいに細かく切る。少し削ぎ切りにすると食べやすいけどあまり気にしなくてもOK。頭の部分(エラの部分)は食べられないのでカットしてしまいます。
ダイコンの皮の浅漬けの完成です。これがかなり美味しい!
⑤漬物樽に材料を地層の様に入れていきます
樽に2重にしたポリ袋をセットします。
➂で調合した砂糖・塩・麹(以下 調合した塩)大さじ2~3杯程度セットした袋に入れます。
漬物樽の底に撒いておくイメージです。
キャベツ・ダイコン・ニンジン・ショウガ・ニシン(以下 切った材料)ひとつかみずつ漬物樽の底に敷き詰めます。
まずはキャベツ、ダイコン、ニシン。
そして、ニンジン、ショウガ。
再び、調合した塩を大さじ2~3杯その上に振りかける。
切った材料をその上に敷き詰める。調合した塩を振りかける。この繰り返しです。
調合した塩と切った材料を地層の様に重ねていくのです。
だいたい5回程度繰り返すと、すべての材料が樽の中に納まります。
⑥あとは重しをして待つべし
最後に上から押さえつけて中の空気を抜きながら袋の口を縛ります。
そして、袋の上に中蓋を置き、漬物用重り(もしくは石)をセット。2.5kgを2個セット。
あとは気温が10℃以下になる涼しい場所に置いて、余計なことをせず待つだけです。
出来上がりまでの目安は2~3週間後になります。
2週間を過ぎたあたりで袋の中に水分が上がってきているはずなので確認してください。
この水分、色が濁っていて腐っているのではないかと心配になりますが大丈夫です。
この漬け汁、絶対に捨ててしまわない様に!
雑菌の発生を抑えて発酵を促す大切な漬け汁です。
温かすぎる環境だと雑菌が増えやすいので、秋以降の寒い時期に作りましょう。
もしくは、分量を減らし小さなタッパーを使って冷蔵庫で漬けるのもオススメです。
⑦食べるべし
野菜がしんなり漬かったら食べ始めましょう!
食べるにあたり、とても重要なことがあります。
それは、上から順番に地層をはがすように取って食べるということです。
つい、樽の中を混ぜたくなりますが混ぜてはいけません。
混ぜるとニシン漬けにたくさんの空気が触れてしまい、雑菌がついて増えてしまう可能性があるからです。
⑥で触れた「漬け汁」に漬かった状態をキープしながら上から順に食べ進めてください。
食べ始めた時と、その後しばらくしてさらに発酵が進んでからの時とでは同じニシン漬けとは思えないような味の変化を楽しむことができますよ!
北海道の冬は外気温の最高気温がマイナス温度の事も珍しくなく、腐ってしまうことはまずありません。
本州の温暖な地域だと発酵が進み過ぎて腐ってしまう可能性もあります。
漬かり終わった後は冷蔵庫で保管する方がよいでしょう。
ジップロックなどで小分けにして冷凍してしまってもよいですね。
まとめ ニシン漬けを自宅で作るための材料・道具一式
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ここまで読んでくださったということは、ニシン漬けを自宅で作ってみようと考えておられるのではないでしょうか。
ニシン漬けを作るために必要な材料・道具一式をまとめておきますのでご活用ください。
それでは、自家製ニシン漬け作りをぜひ楽しんでくださいね!
樽は15型が便利です。ニシン漬けのほかに梅干し作りなど。
重りは5キロくらいあれば十分です。2キロ~3キロのもので重ねて使うと調節がしやすいですね。
全ては良質な身欠きニシンの入手にかかっています。こちらはオススメです。
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漬物はもちろん、料理の味が変わります。いい塩を使いたいですね。
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粗塩とは違った風味の岩塩も試してみてください。魚の塩焼きに使っても美味しいですよ。
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お砂糖は島ザラメをぜひ試してみてください。量もたっぷりで1年以上、砂糖を買わなくて済みます。
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ふるさと納税で麹も手に入るのですね。こちらは一度試してみます。甘酒もできそうですね。
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こちらのキャベツもすごくおいしそう!次は使ってみたいと思います。
スーパーだと値段にひるむ有機栽培ニンジンもふるさと納税なら入手できますね。
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ショウガまでふるさと納税で手に入るとは。大量に使う方にはありですね。うちはちょっともてあましそうです。
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