さて、スペアリブ。この料理名に皆さんは何を感じるのでしょうか。
わたしにとっては、「なんだか難しそうな・・」と、いうイメージが先行していました。
よくはわかりませんが、ビーフストロガノフと同列の扱いといいましょうか。
ま、つまり、なじみがない料理ということです。
実際、今まで生きてきてスペアリブが頻繁に食卓にあったという記憶は皆無ですし、どこかで外食する際にも、「じゃ、スペアリブで!」と、注文したこともないように思います。
でも、なぜか名前は知っている、それが私にとってのスペアリブなわけです。
前置きが長くなりました。本題に入りましょう。
ビストロのレシピ本に「スペアリブ(塩)」を発見し、「むむむ」と少し身構えました。きっと凝った料理に違いないと。
ところがです。
豚肉スペアリブ・・・700g
塩・・・・・・・・・小さじ3分の2
粗びきコショウ・・・小さじ2
酒・・・・・・・・・大さじ2
おろしにんにく・・・小さじ1
と、拍子抜けするほどのシンプルな材料たち。
豚肉以外、全部常備しているものばかりです。
ようし!ようし!と、にわかに強気になってスーパーマーケットで豚肉(スペアリブ用)を購入してきました。
スペアリブ用の肉はちょっとお高いのかなと、緊張しましたがいたって普通のお値段で安心しました。
452円。100gあたり116円です。
ところで、そもそもスペアリブの定義がよくわかっていなかったので調べてみました。
諸説あるようです。超ざっくりとまとめると肋骨が付いた肉ということです。
一概に豚に限るわけではないようで、鶏や牛でもスペアリブはあるとのことですが、まぁ私の中では豚一本ですので、深追いはやめておくことにします。
調理方法は至ってシンプルでした。
豚肉以外の材料(塩、コショウ、酒、おろしにんにく)を混ぜ合わせ、そこに豚肉を漬け込んでおきます。
漬け込み時間は特に指定はありませんが、1時間も漬ければ問題ないでしょう。
なお、豚肉は厚みがあるので、火の通りをよくするために厚みの真ん中くらいに包丁を入れておくとよいとのこと。
従いましょう。レシピを考えた人がいろいろ試行錯誤した結果ですから、素直に従うのがいいです。
グリル皿にスペアリブを並べます。
あとは、ビストロにお任せでOKです。
さて、どんなもんでしょうか・・・。
上手に焼けてしまいました!早速、食べましたが、実に美味しい。
シンプルな料理ゆえに火加減が重要になってきますが、さすがビストロ。実によい火加減だったのでしょう。
しっかり火は通っていますが、ジューシーさは失われておらず、脂も程よく落とせていて大満足です。
これまでの人生で食べてこれなかったスペアリブを、これからは食べまくろうと思いました。
ありがとう、ビストロ。スペアリブがものすごく身近な料理になりました。
皆様におかれましても、ぜひスペアリブを召し上がっていただければと思います。お勧めです。
パナソニックのビストロ。ちょっとお高い買い物でしたが、食生活と人生が変わりました。お勧めです。
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