ビストロ履歴 「アクアパッツァ」を作ってみた。横文字料理もやればできる!

ビストロ履歴
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アクアパッツァ。

実にイタリアンな雰囲気を醸し出す、素敵な響きの料理です。

私の様な庶民にはご縁のないものかと思っていました。

でも、パナソニックのビストロが横文字料理「アクアパッツァ」を身近なものにしてくれましたよ。

材料に入手困難なものはありません。

できます。アクアパッツァ!

材料(4人分) 
魚2匹(200gくらいのを2匹)(レシピ本には小さめのタイとありますが、今回はお安いソイで)
エリンギ(100g)、プチトマト(12個)、アサリ(300g)、オリーブオイル、ローズマリー、
ニンニク(ひとかけら)、白ワインコショウ

アクアパッツァの作り方

①魚の準備

魚のウロコ、エラ(エラの中の赤いやつ)、内蔵は取り除きます。

これ、家のキッチンでやると大変なので鮮魚コーナーでここまで処理しておいてもらうことをオススメします。

その時、鮮魚売り場の方に「アクアパッツァにしますので・・」と声をかけると、優雅な気持ちになれる・・・かもしれません。

魚の体の両面に斜めに切れ込みを3本入れます。

②調味料をかける

魚に塩、コショウ、白ワイン(大さじ1)をふりかけます。

ニンニクは半分に切って、スプーンなどで押しつぶしたものを魚の上におきます。

そして、30分くらいそのまま馴染ませます。

➂グリル皿にすべての材料を並べオイルをかける

魚、アサリ、エリンギ(縦に4等分)、プチトマトをグリル皿に並べておきます。

オリーブオイル(大さじ1~2)を全体にかけたら準備OK。

グリル皿をビストロの上段に入れます。

ちょっと魚が大きかったので、もう満員電車状態になりましたが大丈夫でした。

④調理スタート

アクアパッツァはビストロをスチームオーブンとして使いますので、給水タンクは満水にします。

あとはBistroにまかせます。

料理集138番を選んでポチっとするだけです。

魚が大きかったので、仕上がりは「強」です。

約25分で加熱が終了しますので、お皿に盛り付けます。

手動加熱の場合は、スチーム100℃ 23分~28分の設定で調理します。

最後にオリーブオイルをちょっと掛けたらアクアパッツァの完成です!

美味しい香りが溢れます。そして、旨味が詰まったスープも溜まっているではないですか!

アクアパッツァを食べてみた!旨味が口の中で広がります。そして香りがよい!

ちょっぴり大きめの魚(ソイ)だったので、ちゃんと調理できているのか心配でしたが・・。

まったく問題なかったです。

白身がホロっと外れます。きちんと中までしっとりと調理できていました。

いよいよ実食です。

淡白なソイにアサリの旨味が溶け込んで、じんわり口にの中で広がっていきます。

ワイン、トマト、ニンニク、ローズマリー、オリーブオイル・・・。

ヨーロピアン、イタリアンな香りが大変良いです。

忘れてはいけないのが、旨味を吸い込みまくったエリンギも美味。

「ヴォーノ!」「デリチオーゾ!」 ものすごく、美味しいです!

まとめ ビストロで作る「アクアパッツァ」のオススメポイント

  • 家に居ながらにしてイタリアンレストランで食事をした気分になれますよ!
  • 旬のお魚で手軽に作れます。お値段も、今回のソイは1匹230円!コスパが良いです。
  • アクアパッツァに向いているのは白身魚。それ以外にも鮭やブリなんかでもできるみたいです。
  • 魚の下処理は鮮魚コーナーでお願いしてしまいましょう。魚料理のハードルが格段に下がります。
  • アサリの砂出しは水500g 塩15gの丸暗記でOK。

ビストロを持っている方は、鮮魚コーナーで気になるお魚とアサリを買ってきて「アクアパッツァ」を楽しんでくださいね。

ビストロを買おうかどうか迷っている方は、何かの参考にしてもらえれば嬉しいです。

パナソニックビストロの公式サイトはこちらからどうぞ。

あると便利な道具たちをご紹介しておきます。

ビストロは優秀ですが、材料の重量はきちんと管理する必要があります。

何かと便利なのでデジタルスケールはあると良いですよ。

オリーブオイルはボスコを使っています。

普段ワインを飲む生活ではないので料理用に・・。酸化防止剤無添加で選びました。(あとお値段・・)

番外編① アサリの砂出し

スーパーで買ってきたアサリですが、「砂出しをしてください」とあります。

砂出し済みのアサリを購入出来れば必要ありませんが・・。

アサリの砂出しも簡単です。

用意するもの
ボウル
ザル
水(500ml)
塩(15g)
鍋のフタ(アルミホイルでもOK)
アサリを水洗いして、貝殻についた汚れを落としておきます。
ボウルに水と塩を入れてよく混ぜます。
水500gに対して塩15gです。これは海水に近い塩分濃度(約3%)にする比率ですので必ず守ります。
このニセ海水にアサリを入れることで、アサリが呼吸して砂を吐き出してくれます。
塩分濃度が高すぎるとアサリが死にますので気をつけてください。
ボウルにザルをセットしてアサリを並べます。
ザルを入れておくことで、アサリが吐き出した砂が下に落ちてたまることで、アサリが再び砂を吸い込むのを防ぎます。
アサリが半分くらい水に浸かるくらいが調度良いです。
アサリを完全に水没させると溺れて死んでしまうので、うまく調整してください。
あとは、鍋のフタやアルミホイルを被せて30分~1時間待てばアサリが砂を吐き出してくれます。
鍋のフタやアルミを被せることで、光を遮ることでアサリに砂の中にいると勘違いさせる効果があります。
また、アサリは思っているよりも激しく砂をピューっと飛ばすのでカバーしておく必要があります。
辺りに塩水をまき散らされてしまいます。
ちょうどよいサイズの鍋フタがなければ、アルミホイルなどで代用してください。
時々、そぉっとフタを取って覗いてみると面白いですよ。
油断したアサリが水管をちょろっと出して砂を吐いてます。こんにちは。
1時間ほどして、ボウルの底に砂がたまっているのを確認できればOKです。

番外編② ローズマリーは自家栽培もオススメです。

魚の臭みを取るのと、香りづけに役立ってくれているのがローズマリー。

スーパーのスパイスコーナーで乾燥ローズマリーを入手することができます。

うちではホームセンターで買ってきたローズマリーを鉢植えで育てています。

魚料理をするときには、「ちょっとゴメンね」とローズマリーを切って使ってます。

指で触るだけでも、ふわぁーっと立ち昇るローズマリーの香り。癒されます。

ほとんど手間もかからないので、小さな鉢植えローズマリーを育ててみるのもオススメです。

小さな花が咲いてちょっとなごみます。

ちなみに、うちのは横に這うタイプのローズマリーのようです。上に伸びないので心配していたのですが(笑)

鉢植えもインターネットで購入できるのですね。便利な世の中です。

手軽なのは乾燥ローズマリー(ホール)ですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

何かのお役に立てたなら嬉しいです。