出張で時々帯広に行くのですが、ランチは豚丼率が高いです。
帯広は豚丼発祥の地であると同時に、豚丼激戦区でもあるのです。
今回は、そんな豚丼激戦区でも人気のある「とん田」(トンデンではなくトンタと読むそうです)に行って来ました。
そもそも豚丼とは何ぞや?を知りたい方は農林水産省が紹介してくれていますのでこちらへどうぞ。
いざ、入店。お店の雰囲気は・・・
平日のお昼をまわった時間に訪問しましたが、駐車場には車が結構止まっています。
駐車場は10台以上が止められるキャパシティーがあるので、止める場所には困らないでしょう。
ただし、休日は満車になることがあるようですのでその際は並ぶしかないようですが・・・。
入口の順番待ちの名前を書く紙に記名してしばし待ちます。
豚丼のお店全般に言えることですが、お客さんの回転は速いです。
5分くらい待つと名前を呼ばれたので入店。おひとり様カウンター席に着席。
お店は最近改装されたようで、テーブル、イスなど全体的に清潔感があって良いです。
家族や友人と訪れているお客さんはテーブル(イス)に案内されています。
お店は非常に活気があって、注文を取りに来るお兄さん、お姉さんもテキパキしていて好感度が持てます。
レジ横などの写真を見ての推測ですが、家族で経営して切り盛りしているお店のようです。
注文します。迷ったら、「ロース・バラ盛り合わせ」がオススメ
「とん田」さんでは、豚肉(すべて十勝産のみ!)の部位を選ぶことができます。
すでに豚丼を食べ慣れている方は、自分の好みでお選びください。
ただ、私の様に優柔不断だけどあれこれ食べたい欲張りさんには「ロース・バラ盛り合わせ」990円をオススメします。
ロース肉とバラ肉の両方を食べ比べすることができますし、レギュラーの豚丼よりもちょっと肉の量が増してあるので食べ応えありです。
諸説ありますが、豚丼でもっともよくつかわれている肉はロースのようです。
ただ、豚の脂身が大好きな人はバラ肉を好むでしょうし、脂身が苦手な方はロースかヒレ肉となるでしょう。
私はと言いますと、豚の脂身は好きなのですが脂身だけ食べるのはちょっと厳しいお年頃。
ロースのみでもいいのだけど、ちょっとだけ脂の美味しさを楽しみたい。
「ロース・バラ盛り合わせ」、ピッタリです。
実食。タレはちょっと甘め。お肉は柔らかくて・・・
「盛り合わせ」が到着しました。
素人でも脂身の付き方でロースとバラ肉の見た目の違いは分かりますね。
お箸でペロッとお肉をめくっていただきます。
タレは甘め(今まで食べて来た豚丼店との比較)ですが、甘ったるいことはなく大変美味しいです。
しょうゆっぽい辛い味しか受け付けないという人以外は、きっとみんなが好きな「甘辛い」味だと思います。
なお、タレはどんぶりと一緒にタレツボごと最初に提供されますので、お好みで掛けることができますよ。
左から豚丼本体、タレツボ、たくあん、みそ汁。
特筆すべきはお肉の柔らかさです。
ロースもバラ肉もちゃんと食感は残しつつ、本当に柔らかい。
これは素材の良さはもちろん、カットの技術が卓越していると思われます。
バラ肉の脂身も旨味があるのにベタベタしないので、40代の私でもモタレル問題がありませんでした。
写真を撮り忘れてしまいましたが、テーブルには山椒、一味、ガーリックなどが置いてあります。
私はバラ肉に山椒をパラパラ振りかけて食べるのが好みでした。
ちょっと味を変えてみたいときに試してみてもよいでしょう。
せいちゃんの勝手なまとめ 帯広の豚丼 「とん田」(2022年10月訪問)
食べたメニュー ロース・バラ盛り合わせ豚丼(みそ汁付き) 990円(税込み)
- 味・・・・万人が美味しいと感じるであろうタレ。お肉はかなり上質。
- 雰囲気・・近代的な建物で、効率の良いテーブルと椅子の配置。広い入店待ちスペースがあり寒い冬は助かるでしょう。
- 清潔度・・しっかり清掃されていて、清潔感あり。
- 接客・・・はきはき元気で気持ち良い接客でした。
- 量・・・・40代にはちょうど良いが、がっつり食べたいなら大盛りも選べます。
- お店の場所からすると車で行くことになるでしょう。
- 駐車場は広く21台止められるので安心。
- 座席数は45席となっているが、コロナ対策もあって満席にはしていない。
- 有名店につき、道内外からの来店客も多い。お昼ど真ん中は避けた方が無難。
- 営業時間は11時から18時(※売り切れの場合終了早まることあり)
- 定休日なし(年末年始は休業)
- ホームページあり。こちら参照。