我が家では、野菜炒め、ドレッシング、お好み焼き・たこ焼きの鉄板になじませる油などなど、料理に使う油はほとんどゴマ油で済ませるほど多用しています。
ゴマ油の香ばしい風味が好きなので、茶色い方のゴマ油を選んでいます。ゴマ油には茶色(もしくは黄色)以外に、太白(タイハク)という透明なゴマ油もあるのはご存じでしょうか?
一度、太白タイプを買ってみたことがあるのですが、ゴマの風味は大幅に抑えられたクセのないタイプでした。
前述の通り、どちらかというとクセを求めていますので、うちは茶色い方です。
茶色と透明のゴマ油の違いは、茶色い方は油を搾る前にゴマを焙煎して香ばしい風味をつけるのに対し、透明(太白)は、ゴマを炒らずに白い状態のまま搾るとのことです。
さて、ゴマ油。大手有名メーカーの商品、スーパーのプライベートブランド(いわゆるPB)商品などラインナップされていますが、いずれにしても結構お高い。
そこで、日本のどこかで丁寧に作られたゴマ油をふるさと納税の返礼品としていただけないものかと探してみたところ、発見しました。
熊本県益城市の有限会社坂本製油さんの「油の王様 純ごま油」273g 3本セットです。
深煎り一番搾り 香り高く 豊かな味わい・・・。まさに、ゴマ油好きとして求めているところであります。
到着後、さっそくナスを焼く際に使ってみましたが、香り高く、豊かな味わいに偽りはありませんでした。ナスとゴマ油。間違いないです。
栓を開けた瞬間に、「これは・・。」と、某美食漫画の大御所のように唸ってもいいと思います。
普通のゴマ油には戻れるでしょうか。否、戻れません。リピート確定となりました。
このゴマ油、創業65年以来変わらない「古式圧搾製法」という伝統製法で作られており、溶剤や防腐剤、消泡剤等の薬剤も一切使用していなとのこと。
あれ?・・・。ということは、ゴマ油の種類によっては、溶剤や防腐剤、消泡剤などの薬剤が使われているということですか。知らなかった・・・。
こちらの会社では、ちゃんと良いものを作りたいということで手間をかけて丁寧な仕事をなさっていることだと思います。
本当に感謝です。ありがたく日々の暮らしに使わせていただきます。
ゴマ油についての豆知識
蛇足です。ゴマ油について、少し調べてみました。
ゴマ油の成分には必須脂肪酸のリノール酸や、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らす効果が期待できるオレイン酸といった成分が含まれているそうです。
これらの成分は体内では作ることができないので、食品から摂るしかないと・・。
健康診断で悪玉コレステロールが多いですよと警告されていますので、これからも精を出してゴマ油を摂取します。
ただし、ゴマ油はカロリーも高いので摂取しすぎも気を付けてとのこと。何事もバランスですね。
あと、これは重要なの事ですが、ゴマ油は光や熱に強く、酸化しにくいようです。
確かに、賞味期限が1年くらい先になっていました。とても助かります。
|